私は、妖精たちのお手伝いをしている人間です。

もともと私は、人間の心や感情に興味があり、心理学や脳科学を学び、研究していました。

人間の感情というのは、とても複雑です。

大人になるにつれて、私たちは自分の気持ちを理屈で説明したり、周りに合わせて隠したり、ときには自分自身でも気づかないふりをするようになります。

けれど、その心の奥には、もっと単純で、純粋な感情があります。

「うれしい」「かなしい」「こわい」「好き」。
そして、「わくわくする」「どきどきする」。

私は、その人間の心に残る純粋な部分について研究していました。

そんなある日のことです。

とある実験をしていた最中、ひょんなことから、私は妖精とつながってしまいました。

調べれば調べるほど、彼らはどうやら昔から人と共に存在していて、人間の感情と深い関わりを持っていることがわかってきました。

妖精とは、人間の中に残る「純粋で素直な心」とつながっている、不思議な存在です。

彼らのことは私にも、すべてはわかりません。

ただ心理学や脳科学を学んできた人間として、一つだけ興味深く思っていることがあります。

大人になると少なくなっていく、
「わくわく」「どきどき」するという感覚。

それは、大きく人生を変えるような魔法ではありません。

ただ、何でもない毎日の中で、少しだけあなたがあなた自身を喜ばせてあげられる方法であるということです。

今日も私は、彼らの仕事をこっそりお手伝いしています。